イベント企画の1回目は、最初だから目新しさや話題性があり、比較的集客しやすい傾向があります。
ただ、2回目となると、「前回参加したから次は不参加でもいいや」と考える人も一定数出てきます。
もちろん、「前回参加できなかったけど評判良かったから今度は参加しよう」という人もいるでしょうが、経験上、同じ内容のイベントをそのまま実施した場合、来場者数は減少することが多いです。


企画内容にもよりますが、基本的には2回目以降は前回と内容を変化させる事が大事です。

私が効果的と考える変化の主な付け方は以下の通り。

1、 テーマを変える
2、 ボリュームを増やす
3、 キラーコンテンツを変える
4、 会場を変える

例えば、こども習い事フェスタは初回に体験できる習い事は30種類でしたが、2回目は新たなコンテンツを増やし、そこを目立たせました。 
各会場を回遊してもらうスタンプラリー企画は、1回目は子どもたちが大好きな文房具をテーマに、数多くの文房具を知ってもらうラリーを実施しましたが、2回目は海外12か国の人とコミュニケーションができる国際的な内容に変更して実施しました。

400人以上の大規模出会いイベントは、1回目はビルを貸切り実施。2回目はビアガーデンを貸切り実施。3回目は会場が1回目と同じでしたが、合コンにテーマを設けるアイデアを新たに加えて、16のテーマ別合コンを開催しました。

1回目で全てのアイデアをやりつくしてしまうと、2回目以降がしんどくなる場合があるので、1回目で目標集客数を達成できると判断した場合は、あまり内容を詰め込みすぎずに2回目での伸びしろをあえて残すこともあります。 

1回目の参加者が多かったからといって、2回目も同じことをしても同じだけの集客はなかなか望めません。企画は変化するもの。変化はブラッシュアップされている証拠であり、良い事ととらえてください。


この記事はノウハウの一部を簡潔に紹介しております。
手法・事例の詳細は文字では全て書ききれない為、省かせて頂いております。
伴走支援では、プレイヤーの事業を通してノウハウを活用し支援・育成を行っております。