連携は非常に重要な要素です。
ひとつの連携によって、企画やプロジェクトの規模が数十倍に拡大することもあります。
しかし、連携先を見つけることの重要性を理解していても、そのための時間をしっかり確保しない方が多く見受けられます。
企画やプロジェクトを進める際には、連携先を検討する時間を意識的に設けることを推奨します。
・非営利活動や地域活動を活用した自治体との連携
・企業が持つ強みやコンテンツとの連携
・民間のイベント主催者や事業者との連携
など、連携の方法は無数に存在します。目的や内容に応じて最適な連携先を見極め、積極的に連携を図ることが、企画やプロジェクトの成功につながります。
あわせて、連携先のリストを作成することもおすすめします。 一度連携した相手をリスト化しておくことで、次回以降の企画時に見直すことができ、連携の抜けや見落としを防ぐことができます。
以下に、連携が可能な事例を一部ご紹介します。
関連記事→まずは「一緒」より「連携」
自治体連携例 | ||
保育園 | 非営利活動であれば可能性は高い。 | 各市町にある保育園を管轄する課に依頼。場合によっては保育園個別に依頼。 |
小学校 | 非営利活動であれば可能性はある。 | 各市町にある小学校を管轄する課に依頼。 場合によっては小学校個別に依頼。 |
中学校 | 非営利活動でも可能性が低い。先生の負担を減らす傾向があり嫌がる。 | 各市町にある中学校を管轄する課に依頼。 中学校個別に依頼する事が多い。 |
高校 | 非営利活動であれば可能性は高い。 | 県にある高校を管轄する課に依頼。 高校個別に依頼する事が多い。 |
市 | 自治体関連の施設にチラシを設置していただく。 役場、図書館、健康施設、案内所等 | 各市町、県にある施設を管轄する各課に依頼。 |
県 | 自治体の実施予定イベントを自社イベントで実施していただく。集客の相乗効果や委託金を得ることができる。 | 各市町、県の課に依頼。 |
企業連携例 | ||
企業 | 物品を借りる代わりに、連携先企業の広報を行う。 | 依頼内容と連携先企業のメリットをつくり提案をする。 |
企業 | 企業の既存企画に対して、共同開催やコンテンツ提供を提案し相乗効果を見込む。 | 企業のメリットを考え、提案をする。 |
小売店、サービス業 | 試供品、クーポンを無償提供してもらう。 企業は広報のメリットがある。 | 企業のメリットを考え、提案をする。 |
民間連携例 | ||
イベント主催者 | 同ターゲットが来るイベントの主催者に、イベントでチラシを配布していただく。 | 主催者のメリット(料金支払い、広報連携など)を考え、提案をする。 |
イベント主催者 | 同じ日、同じエリアでイベントを実施する為、共同でチラシを制作する。 | 主催者のメリットを考え、提案をする。 |
まちづくり団体 | 類似事業を行っており、協働で事業を実施する。 | まちづくり団体のメリットを考え、提案をする。 |
事業者 | 企画の管理を委託で有償で行っていただく。 | 事業者に報酬と内容を伝え提案する。 |
インスタグラマー | SNSのフォロワーが多い方に広報を依頼する。 | DMで依頼する。 趣味でやっている方は無料でやってくれることもある。 |
この記事はノウハウの一部を簡潔に紹介しております。
手法・事例の詳細は文字では全て書ききれない為、省かせて頂いております。
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