商業施設では、事務局があり共同販促(以下、企画)、管理等を行っています。
事務局の企画は商業施設活性化の大きなカギです。
多くの効果的な企画を行う事で、様々な属性の方を集客できたり、
企画を通して、施設に愛着が生まれます。
商業施設は、事務局の腕次第だと思っています。


商店街では、企画を商店主だけで行っている地域が増え、それには限界があると考えます。 事務局を雇用できるところも年々減っており、多くが雇用していないです。

商店主が商店街活性化の取組をする事は非常に大事なことで、素晴らしい事ですが、
本業があり、片手間でしかできない為、活動に限界があります。
事務局のように、報酬をもらう事は同じ商店主なので嫌がるケースが殆どです。
そういった中で、商店街活性化活動を行い続ける方は凄いし、素晴らしいです。


では、どうしたらよいのか?
「商店街活性化をしたい」「まちづくりをしたい」という商店街以外の外部プレイヤーがカギだと考えます。
商店街活性化の為に、イベント、キャンペーン、交流会、勉強会など様々な企画を行う事で、商店街に魅力が増え、活性化していきます。
そういった活動をしたい外部プレイヤーは、大人、学生問わずいます。


商店街組織だと、年会費から共同販促を行う事が多いので
合意形成が必要な為、企画の内容と数は限られる事が多いです。
外部プレイヤーであれば、商店街以外での活動なので、基本会費は使わない為
合意形成が無く、企画の内容も自由に行え、数もどんどん行えます。

今まで、商店街だけで行っていた事業が、外部プレイヤーが増える事で
外部リソースで共同販促ができます。
基本、企画が増えれば、商店街にとってはメリットが多いです。
様々な企画から様々な属性の方が訪れ、商店街には商業活性化のチャンスが生まれます。
また、商店街への愛着も生まれます。


外部プレイヤーを増やすには
商店街としては、外部プレイヤーが企画を行いやすい土壌を作る事が重要です。
この土壌次第で、外部プレイヤーがやりたいと思わない、良い事業ができない
という事になってしまいます。
企画を否定せず、全てを許容する事が大事だと考えます。

私も、外部プレイヤーとしてイベントから商店街にかかわり、今に至っています。
私のかかわった商店街は上層部が若者を応援してくれ、自由にやらせてもらえたので色々企画ができました。
今では商店主でない弊社のスタッフが様々な共同販促を行っています。
これも外部プレイヤーの一例です。

これからの商店街活性化には、外部プレイヤーがカギです!


この記事はノウハウの一部を簡潔に紹介しております。
手法・事例の詳細は文字では全て書ききれない為、省かせて頂いております。
伴走支援では、プレイヤーの事業を通してノウハウを活用し支援・育成を行っております。